2007年07月16日
黒船

今回から、しばらくの間「下田」ネタで行きます。
21日の
フジテレビ「もしもツアーズ」
(18:30~19:00)では、
下田を取り上げる予定のようですので。このイーラ・パークも紹介されるといいのですが…
今回は、「黒船」
「黒船」とは、ピッチ(防水・防腐のための塗装)で塗装されると黒い色になり、このピッチで船体を塗られたヨーロッパからの船を中国やアジアの船「唐船」と区別しての呼び名です。
16世紀から17世紀までに日本には多数の黒船が来航しました。ポルトガル・スペイン・オランダ・イギリスなどです。
鎖国後は長崎の出島へのオランダの船のみとなりました。
1846年にアメリカ東インド艦隊指令長官ビッドル率いるコロンバス号 ヴェンセンズ号の艦隊が通商を開かせる目的で浦賀沖に来航しますが、目的を達成できませんでした。
第二陣としてその7年後にペリー率いる艦隊が、江戸港に来ました。
ペリーの艦隊は、2隻が蒸気船の旗艦 サスケハナ号・ミシシッピー号、残り2隻が帆船サラトガ号、プリマス号という4隻の艦隊でした。
サスケハナ号の名前の由来はわかりませんが、パソコンで変換すると「佐助花」となってしまうように、とても日本的な名前ですね。
当時の人々は「伊豆大島が動き出したような巨大な船」だったそうです。
当時の千石船が100トン程度だったそうですがその20倍以上あったそうです。
その当時、韮山の江川太郎左衛門が大活躍したのです。
「忍」の一文字で「いざ鎌倉!」のときに役立つ日々の勉強と倹約生活をしていたそうです。
開国を迫られた折、外人との折衝、そのために一張羅の紋付,袴を新調したそうです。
また、江戸に入ってこれないよう、反射炉で大砲を作り、今のフジテレビのある「お台場」に大砲のお台場を作ったのです。
今、気軽に使っている「右向けー右!、前ー倣え!」などの掛け声まで決めたそうです。
戦いの非常食として乾パンを日本で始めて作ったりもしたんですよ。
ともかく、西洋兵法伝授の最先端を総合的に実施したのですね。
手塚治の「青年の樹」にそのころのことが書かれています。
手塚氏のおじいちゃんもその当時西洋医学の最先端を行っていた方です。
では、今日はこの辺で…
Posted by A.S. at
22:26
2007年07月09日
下田港

下田市漁港は下田港に地方卸売市場下田市魚市場を開設し、きんめだいを主に年間30億円台の取り扱いをしている。
漁獲高は平成18年度には、年間総漁獲量 約3,296トン中 きんめだい2,459トンを扱っています。総漁獲高の約75%がきんめだいであり、さすがに きんめだい漁獲高日本一の漁港ですね。
そのほか、めだい215トン むつ28トン、いか33トン、いせえび33トンなどです。
資源管理がしっかりしており、捕獲された100g以下のいせえびを買い上げ、年間4万トンを放流しているようです。
(HPより)
資源保護もしっかり管理されており、さすがと感じました。
Posted by A.S. at
01:01
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2007年06月19日
可愛いでしょ!
「IZU ナビ」チャン可愛いですね!
伊豆の踊り子の格好をして、顔も可愛いですね。
このブログサイトのトップページ右上に最近入れこみました。
この、ブログサイトに是非入れたいと思い、国土交通省 中部地方整備局にお願いし許可を取ることができリンクいたしました。
「IZU ナビ」の内容はとても充実しておりまして、交通情報
、天気情報

、が15分単位で確認できるためこのエリア内の移動時に事前に確認するととても便利です。
また、イベント情報などが細かく出ています。
すばらしいサイトですので、一度はくまなく見てみてください。

国土交通省様 ほんとにありがとうございました。
伊豆の踊り子の格好をして、顔も可愛いですね。
このブログサイトのトップページ右上に最近入れこみました。
この、ブログサイトに是非入れたいと思い、国土交通省 中部地方整備局にお願いし許可を取ることができリンクいたしました。
「IZU ナビ」の内容はとても充実しておりまして、交通情報




また、イベント情報などが細かく出ています。
すばらしいサイトですので、一度はくまなく見てみてください。

国土交通省様 ほんとにありがとうございました。
Posted by A.S. at
22:20
│Comments(1)
2007年06月17日
地産 活用!

昨日の由比漁港です。
ご存知、桜海老で有名ですよね。
そこに、簡単な平屋の建物があって、隣に30人ぐらい食事ができる簡単なテーブルと、椅子。
建物の中では、地元の方が、一生懸命 桜海老のかき揚げを作って居ます。
桜海老のかき揚げ丼、桜海老のかき揚げそば、共に600円。
かき揚げは2枚載せてあります。
味噌汁100円
かき揚げはさすがに新鮮なものを使っており、風味・味は最高でした。


まだ、11時ちょっとすぎなのに行列です。
富士~静岡間に用のある人、用はなくてっも行ってみたい人は是非おすすめです。

とても大事なことを忘れていました。
丼・そば の写真を撮るのを忘れちゃった…
ごめんなさい。

実際に行ってから確認してください。
Posted by A.S. at
22:35
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2007年06月06日
リゾート開発

(写真と記事は関係ありません)
昨日は「リゾート整備」についてしゃべってきました。
1988年の自治大臣官房企画室「総合保養地域の整備について」の中の
「リゾート整備に関しての市町村長への7つの提言」の項目を示そう。
大項目では
1. ブームに乗るな…長期的視点に立って
2. 同じものを作るな…地域の特性を生かした独自のものを
3. 地域の理論を持て…市町村長は理論と哲学を語れ
4. 官民の密接な連携を…諸手続きの円滑化が不可欠
5. デザインポリシーを構築せよ…地域の実情にあった規制を
6. 人と地域の資源を生かせ…地域の活性化に結びつけることが最重要課題
7. ハード面だけでなくソフト面も…いかに快適に楽しく過ごせるかが大切
という項目がありました。
すでにこの提言は20年近く経過し、その後は、市町村合併、三セクの問題浮上、最近ではリゾート内遊具の点検不備などの問題が新たに発生してきていますが、多くの部分は参考になるのでは。
要は、
① 地域の良さをもっと住民全体で認識し、誇りを持って他地区にない優位性を構築していく、
② これがソフト面での充実にも結びつく、
③ 伊豆・箱根・富士地区を一つのテーマパークとして考え、その中のゾーニングをしていく…市町村レベルで分断した考えでは光も光れない、無駄も増加
④ このエリア一体をデザインする組織があって回遊性を高め、コンセプトをしっかり立て中規模エリアの活動を考えていく
ことが重要と思う。
市町村合併の問題はこれと連携すべきだが、首長などの利権や税金、社会保険負担の市町村レベルの違いをどうするかの問題などに時間がかかるため、それの問題とは別に県レベルの観光振興策として、このエリア活性化事業、ブランド活性化事業として早期に構築していくことが肝要と思う。
個人事業レベルでは、もう待ったなしの経営状況があるのです。
Posted by A.S. at
09:00
│Comments(0)
2007年06月01日
観光連携!

本日の「静岡新聞」に
県境挟む 三島と芦ノ湖地区 「観光連携」が本格化
の記事がありました。
一昨年11月に三島で開いた「大通り宿場まつり」に芦ノ湖温泉が足湯を設置したことがきっかけに始まり、昨年2月には三島側が箱根神社の節分祭に出展し特産品をPRし交流が継続しています。
6月2日、3日の「箱根関所まつり」に三島の観光関係者がブース出展し、チラシには「山中城まつり」の告知も掲載しているようです。
車で30分の近隣にあり、他の地区からの観光者は「伊豆・箱根・富士」を一体の行動地区と判断しているものの、行政区が分かれ統一的PRができていないという実態があることを思ったものとして「イーラ・パーク」を活用できればと思っています。
住民の方、商売をしている方、そのような使い方をこのブログでして見ましょう。
Posted by A.S. at
15:35
│Comments(1)
2007年05月31日
観光マーケティング⑧

(写真と記事は関係ありません)
週間「観光経済新聞」が読まずに結構たまってしまいました。
今日、やっと4月21日の新聞を読みました。
一面の
「いま業界の中で」
は社長の江口さんが記事にしており、歯切れのよさは結構好きです。
今回は
「物まねは止めよう…地域活性化へ発想の転換を」
でした。
最後のほうの記事の内容を示します。
「観光業界内で、地域の活性化などが急がれている。魅力ある、感動を呼ぶものにしようと取り組んでいるが、どれを見てもあまり変わりばえがしない。
…企業を持続させていく時には、常に新しいことに、時代の流れに合った方向へ、いろいろなことを改革、刷新していかねばならない。」
「経営者・管理者はまず頭を切り換える発想の転換が必要となるのだろう。」
全くその通りです。
私が、以前 歌舞伎の「守・破・離」が長い歴史の中で庶民に親しまれ、続いてきたと述べました。
コンセプトをしっかりさせ、消費者の多様化するニーズがどこにあるのかを調査し、そのニーズにフィットさせることが、ビジネス戦略の基本です。
また、反面消費者のニーズがいままでのコンセプトに合わなくなったら、勇気を持ってコンセプトの変更をすべきであると思います。
サービス業という無形の「コト」を売る立場の人は、「こだわり」に賛同する消費者がいるからこそ商売になるのです。その消費者が大きく変化してきたらいままでの「こだわり」を変えなければ商売になりません。
実際、過去からの考え・行動にこだわりすぎて売上が伸びない自体を良く目にします。
物まねを単に止める、のではないのです。
あくまでも「ニーズにフィットさせる経営戦略」が重要です。
このブログで活動している方々の暑い想いを読んでいると、居ても立ってもいられません。
個人レベルの活動を「伊豆ブランド」にしませんか。
自然と、人間の共生、自然と楽しみ保存・維持していく活動を通じ、住民の啓蒙活動、意識改革をしていくことが、この周辺のすばらしい観光資源になると思いますが。
ブランド名は「イーラ・パーク」な~んてのはいかがですか?
ご賛同いただける方は、公共体などの補助金をもらいながら、戦略を考えられます。
グリーンツーリズム、海遊び、カヤック、ラフティンング、などの活動をしている方、宿泊業、飲食業、交通業などの方連絡ください。
続く…
Posted by A.S. at
00:05
│Comments(0)
2007年05月22日
観光マーケティング⑦

(写真と記事は関係ありません)
【エリア開発とゾーニング】
「伊豆は一つ!」と偉い方が大きな声を上げているのが聞こえていますが、実態はどうでしょう。
地公体の合併、財政難などの理由で今の「観光協会」「商工会」は大変な自体を迎えているのではと感じています。
補助金は削減され、自立する経済活動を要求され、挙句の果ては地公体の合併と同様の合併を推進されているようです。
「伊豆は一つ!」とはほど遠い実態といいますか、今まで以上にばらばら感が具現化しているのでは?
それはさておき、今の実態をどうするかという現実的な話は私の力ではできませんのでまず考え方を示していこう。
伊豆は地理学的には一つのものですが、地域による特質は異なります。
山あり、川あり、海あり、平野あり…
朝日がきれい、夕日が素敵…
伊豆は、車では4~5時間で一回り可能な小さなエリアですが、地域の特性が結構違います。この違いを明確にし、「ゾーニング」をまずしてみます。
その大枠のゾーンの中に「食」「買」「遊」「泊」「休」などを散りばめます、それをエリア内で回す交通手段を持つことです。
その大枠のゾーンには車対応の大型駐車場、電車で来る方のメインターミナルを決めそれらからエリア内交通にて利用してもらうようにすることが大切です。
まず、伊豆の大枠エリアを数エリア決定すること、そのエリア内での運営方法は具体的に現地にて運営してもらうという2層の管理を実施すべきと考えます。
ただし、大切なことは、伊豆の自然を残すこと、持続可能な運営を考えること、消費者の変化するニーズを常にウォッチしていくことが重要です。
続く…
Posted by A.S. at
23:50
│Comments(7)
2007年05月08日
観光マーケティング⑥

【写真は本文と全く関係ありません。】
最近の商品は同じものでも低価格となっていることがありますね。
生産効率の向上による低価格化・製品の陳腐化は別として、商品の低価格化はどうしてでしょう。
講演会などで質問すると、不景気の中、廉価にしないと購入してくれないから。と思われる方が多くいらっしゃいます。
それもあると思いますが、商品の日常品化の要因もあると思います。
たとえば、旅館の状況ですが、最近は一泊二食で一万円以下の宿泊料のところが増加しています。
平日・休前日のタリフの考え方をやめ、365日同じ値段で、一泊二食で一万円以下などの例もあります。
今までのやり方ではない方法として、新規の役務の提供方法として風穴を開けた感じがします。
その経営方法により運営している旅館さんが、傍目では多くのお客様が着ているため自社も同じような値段にしなければ顧客が取れないと思い込み廉価にしていることを多く見聞きします。
要は、日常品化になってきている状況です。
商品の日常品化=コモディティ化=廉価化 となります。
しかしながら、年間多くの宿泊をする方はこの商品を選ぶのですが、それは消費者全体のニーズではないはずです。
新婚旅行に行きたい、何かの記念日にちょっと贅沢をしたい、などの要求がある場合はこの廉価商品でないものを選ぶはずです。
新婚旅行で、布団の上げ下げを自分でしたり、バイキング夕食・朝食ですか?
要は、経営者が自分の会社のコンセプトをしっかり立て、競合先に対し優位となる商品として消費者に認知される「ブランド」を構築すればよいと判断します。私のいいたいのは、廉価商品をまったく否定すことではありません。
消費者ニーズをしっかり捉え、自信を持って売れる商品を提供することにプライドを持って経営することが重要だと言うことです。
これが、今の経営者に欠落しつつあるのかな~と感じています。
続く…
Posted by A.S. at
07:46
│Comments(0)
2007年05月07日
観光マーケティング⑤

これは、このことをニュースにすることより、一般人が理解できるようになぜそのギャップが生じているのかを説明していくべきだと思います。
まず、「合成の誤謬」ということを説明します。
ミクロ経済的に言ったらよいことなのに、マクロ経済で捕らえた場合良いことではないと言うことです。
たとえば、ある会社が利益が伸びないため必要利益を維持するために、人事に対してリストラをしたとします。
早期退職優遇措置や、子会社への配置転換などすることにより正社員が減少します。その会社は人件費を削減することにより利益が増加したとします。
そのような企業が増加することにより、利益が増加する企業が増えます。
では単純にそれらを合わせた、国全体では景気は良くなると思われますが、それは違います。なぜなら、失業者の増加、正社員から臨時社員、派遣社員などの増加が生じ景気の足を引っ張ることとなります。
これが、「合成の誤謬」です。
次に、官僚の自己評価の明示をそのまま受け入れてはいけないということです。
官僚にも、実績が求められます。
景気がマイナスにならないレベルの低空飛行であっても、若干でもプラスであれば好景気という言葉になり、その期間が長いと評価しているのが今です。
戦後の経済は、この期間が短くともプラス幅が格段に違います。
要は、積分の面積がどうかということが何も議論になっていません。
面積で捕らえた場合、最近の好景気は、以前の好景気と比べ物にならない低さです。
この実態を、大企業、中小企業と分けて考えて見ましょう。
中小企業は、日本の事業所のなんと99.7%を占め、大企業は0.3%という数字からどう思いますか。
要は、0.3%の企業業績が良くなっても、その煽りを受けている中小企業は厳しい業績となっているのが実態だと推測します。
特に、大企業の下請けとなっている中小企業は単価の引下げ要請などより厳しいものになっていると推測します。
現在の、日本の経済成長率は大企業の好成績業績と中小企業の劣悪業績を差し引いたものと考えるといいかも知れません。
今説明した要因ばかりではないと思いますが、ちょっと納得したものがありませんか。
観光関連業種の企業もほとんど中小企業だと思います。
なかなか、好業績といえない面もあると思いますが、自社の独自性を示し、競争優位の商品を持てば必ず良い方向に向うと確信します。
すなわち、大企業が狙ってこない業種(大企業が採算とてる年商は巨額なものです。)の中でトップになることが中小企業の今後の生き様です。要は、ニッチトップになろと言うことです。続く…
(写真は横浜MM21地区です。)
Posted by A.S. at
23:18
│Comments(0)
2007年05月01日
観光マーケティング④

前回は、接客要員(CP=コンタクト・パーソナル)といわれる消費者の気持ちを読み何を欲しているか感じ、消費者が欲しているものを適時に提供する能力を持つ人が「感動」を与えると書きましたが、
伊豆・箱根・富士地区の接客要員の能力はどうでしょうか?
今年になって、九州「黒川温泉」、兵庫「城之崎温泉」に行ってきました。
そこに勤務しているのは、年齢バランスが取れた従業員たちでした。
「城之崎温泉」の老舗旅館には4月に入ってから行きました。
40歳後半の仲居さんともう一人の若い仲居さんがわれわれの世話をしてくれました。
ちょっと聞くと、今年の新入社員だそうで、山口の出身で、寮住まいだそうです。
従業員の年齢構成もしっかり出来上がり、良いサービスを引き継いでいるのですね。
2月に行った「黒川温泉」でもフロントの女性は30歳前後で外国語も話せ、聞くところによるとそこそこの給与をもらっているようです。
田舎(失礼?)でも魅力あるところには、優秀な接客要員は来るのですね。
伊豆・箱根・富士地区の魅力をもっと向上させ(=地域の住民・勤労者たちが光を光として感じ、認識し、光を増幅させ、誇りに思う地域にし、他の地域の人が行ってみたいと思うようになるのです。「こと」をそつなく消費者に与え「感動」をしてもらう地区とするが大切です。)ることにより、若者も働きたい地区ともなると思います。
「サービス・マーケティング」はマーケティングで有名な学者コトラーが整理してくれています。
製品の核となるものが基本的な製品の機能ですが、そこにすでに付与する要因が周囲に巻かさり、今では「サービス」がその外殻として必要としています。
また、
企業と顧客という関係=エクスターナル・マーケティング
企業と企業の接客要員との関係=インターナル・マーケティング
に加え
顧客と企業の接客要員との関係=インタラクティブ・マーケティング
が重要であるとしています。
あるホテルでの逸話です。
ある夜、若い男のお客様が外の砂浜に出ていたパラソルにお客様としておりました。
終業時間となったっため、従業員が周囲を片付け始めました。
従業員にその男が言いました。
「すいません、もう少しここにいさせてください。」
「結構ですよ。」と従業員がいい、いろいろなお話より、その男は今日ここに彼女が来ることなっているとのこと…
そこで、彼女に結婚の申し出をすることを決めているとのこと…
数分たったときに、その従業員は、テーブルに素敵なクロスを掛け、花束を買ってお客様に渡し、彼女に申し込みをする折、膝まづくときに膝が汚れないようにその地点の砂の上に布を置いてくれたようです。大きな感動ですね…
もし、うまくいって、二人が結婚したら、記念日には必ずこのホテルに来るでしょう。
Posted by A.S. at
23:55
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2007年04月30日
観光マーケティング③

「観光マーケティング」は「マーケティング」のなかの「サービスマーケティング」に入る分野です。
「マーケティング」は新しい学問で、たった百年ほどのものです。
アメリカのゴールドラッシュといわれた、好景気時代に自社の製品をいかに多く販売するかを理論的に整理研究されたものなのです。
当時はものが溢れ出し、自社の製品・商品をいかに多く販売するか、いかに多く生産するかが重要であったときでした。
その理論が、ベースになっています。
生産の「マーケティング」は、基本的には、
Q・C・D=品質・コスト・流通 の軸を横に取り
3Mもしくは4M(マン=人 マシン=機会、マテリアル=素材 +マネー=金)
を縦軸にとった場合のクロス点を分析した場合、そこに問題が生じています。
それを認識し、解決することがこの理論となります。
トヨタの看板方式などは、このクロス点の多くを解決する仕組みなのです。
この当時は「もの」が不足し物欲が優先した時代でした。
日本においては、第二次世界大戦後は「もの」がなく、物欲(=人間が生きていく最低のものもなかった時代)が優先していました。
その後、池田首相の国民所得倍増政策、などで生産最優先の時代に突入していったのです。
要は「もの」最優先ですね。
ものが溢れ出し、生活も充実してくることにより、文化などの重要性を意識してきます。
「もの」を多く販売するにも「こと」をいかに付加していく必要があるかがわかってきています。産業分類において、第一次産業、第二次産業、第三次産業などと分かれていますが、第三次産業=サービス業=「こと」を売る仕事と理解してきましたが、これからは、すべての産業分類に「こと」がなければ、消費者は買ってくれない時代となっていくと思います。
これが、すべての産業の「第三次産業化」ということなんです。
言い換えると、マーケティング研究家は最近こんなことを言っています。
今までは「ロイヤリテーを消費者に与えなさいであったが、これからは感動を与えなさい。」という時代となってきたということです。
「もの」へのロイヤリテーから、「こと」への「感動」をどう消費者に与えるかということです。
この感動はどうしたら与えられるのでしょう。工場の生産効率を上げればいいのでしょうか?熟練者に信頼できる製品を製造してもらえばいいのでしょうか。
それらは、当たり前としてあるものであり、それにプラスアルファーとして必要なもの…それは人的接触が重要となります。
接客要員(CP=コンタクト・パーソナル)といわれる消費者の気持ちを読み何を欲しているか感じ、消費者が欲しているものを適時に提供する能力を持つ人が「感動」を与えるのです。
続く…
Posted by A.S. at
22:58
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2007年04月29日
観光マーケティング②

学問の多くは「過去を引きずる今」を学べるが、「あるべき姿である将来」を見つめ問題を把握することがしにくい、ということだと前回言いましたが、ではどうすればいいのでしょう?
まずはマーケティングを学ぶことですが、下記のことを実施することにより「あるべき姿である将来」に近づくことができます。
●マーケティング理論により「あるべき姿である将来」を理論的に整理する。
●自社の「コンセプト」を決定する
●競争優位な「ブランド」を構築する
●問題が把握できたら「あるべき姿である将来」に組織的にベクトルを合わせることを考える。
●考えたことをどのように「行動計画」に落とし込めるか。
●「行動計画」をどのように実施していくか
●それには、自社以外の有力な協力者(社)とどう連携していくか学問の多くは「過去を引きずる今」学べるが、「あるべき姿である将来」を見つめ問題を把握することがしにくいということです。
これができれば、どのような業種においても「勝ち組」に成れるでしょう。
加えて、重要なことは、「消費の多様化」と「変化の早さ」が外部環境として考えなければいけないなか、当社はこれでいくんだと決めた「行動計画」もその環境に合わせていかなければならないということです。
こだわることは悪いことではないと思いますが、こだわりすぎると業績が伸びないという傾向はあります。
歌舞伎がなぜ長い歴史のなかで廃れずにいるか。
それは「守・破・離」を繰り返しているからです。
歴史あるベースを守り徹底的に身につくまで習得し、その後自分独自のものを表出し、世間のニーズにあわせていく。
これが重要です。
経営上では、「中小企業白書」などを読み、今の状況、これからの方向性を読み取ると良いと思います。
続く…
Posted by A.S. at
23:55
│Comments(0)
2007年04月28日
観光マーケティング①

「観光マーケティング」という学問書はあまり出回っておりませんね。
学問として確立するまでに至っていない…研究中?…ということかも知れません。
ただ、もし学問として確立され研究本も発行されてきたとしても、実務としてどうかと?いつも疑問に思うところがあります。
これは、「観光」という分野だけでなくすべての学問にいえることかも知れませんが。
なぜか?
過去を分析することは今を知ることについては参考となるかも知れませんが、将来について明確に方向性は示されていないということです。
さて「問題」ということはどういうことでしょう?
それは、「過去を引きずる今」と「あるべき姿である将来」とのギャップと理解すること考えるといいと思います。
経営のことばかりでなく、人間としての行き方(PI…パーソナル・アイデンティティー)の方向性を決めるにも参考となります。
要するに、学問の多くは「過去を引きずる今」学べるが、「あるべき姿である将来」を見つめ問題を把握することがしにくいということです。
続く…
Posted by A.S. at
23:39
│Comments(0)
2007年04月20日
本格稼動!?

いよいよ4月になり新しい年度。
非常勤講師をしている富士常葉大学の授業も今週火曜日から開始しました。
観光関係の授業をしていますが、ここでは「観光マーケティング」について書いていこうかと思っています。
シリーズものとしたいと思っておりますのでお楽しみにしてください。
難しい理論やいまさら勉強なんて…(お尻ペンペン)
ナーンテしないで、お暇なときに見てください。
とはいえ、なかなか時間がない中かけるかこちらがストレスを感じています。
実践的な話を交えて生きたいと思っています。
よろしく!!
Posted by A.S. at
16:42
│Comments(3)
2007年04月20日
舞弥コンサート

先日の「ブログ村」のときに声を聞きました。
とても素直な高音が良かったです。
舞弥チャンのコンサートが6月23日に開催されます。
ぜひ、都合のつく人はいってください。
このサイトのカレンダーに表示されていなかったので表示しておきました。
頑張っている若者を見ていると活気が出ますね。
詳細は「舞弥チャン」の4月11日の記事を見てね。
http://maiya.i-ra.jp/
Posted by A.S. at
16:18
│Comments(0)
2007年04月12日
松坂VSイチロー

本日行なわれた、全世界注目の一戦!!
午前中、気になって仕事になりませんでした。
米大リーグ、レッド・ソックスはワンウェイ・パークでマリナーズと対戦。
この戦いは、第一球より日本人同士 松坂大輔とイチロー の戦いとして注目された。
結果は0-3とレッドソックスが破れた!
松坂は7回で降板。
イチローは4打数無安打。
結果はどうあれアメリカの大リーグにおいて日本人の戦いが全世界的に注目されることはすすごいことですね。第二次大戦以降の記録的集客数だそうです。
ここまでくる人は、子供のときから具体的目標を持ち、それに向って具体的に行動し、数ある壁を乗り越えてきた結果だと思います。
これが「経営」でも同じことなんですね。
今の実態はどうですか?
Posted by A.S. at
12:28
│Comments(0)
2007年04月07日
選挙だ~!
明日は、県議会議員選挙の投票日です!
え、わかってますって?
それは失礼いたしました。
地区によっては相当の激戦区ですね。本人はもとより周囲のみんなさんもお疲れのことと思います。
私も、それなりの年齢になったのか、同級生の中にも 市会議員、県会議員 がおります。
私は、明日は用があり時間的にタイトなため、本日 期日前投票に行ってきました。
午後5時の夕方でしたが、ひっきりなしに投票に来る方が多くいらっしゃいました。
さあ~国民の義務として皆さん投票に行きましょう!
え、わかってますって?
それは失礼いたしました。
地区によっては相当の激戦区ですね。本人はもとより周囲のみんなさんもお疲れのことと思います。
私も、それなりの年齢になったのか、同級生の中にも 市会議員、県会議員 がおります。
私は、明日は用があり時間的にタイトなため、本日 期日前投票に行ってきました。
午後5時の夕方でしたが、ひっきりなしに投票に来る方が多くいらっしゃいました。
さあ~国民の義務として皆さん投票に行きましょう!
Posted by A.S. at
22:23
│Comments(0)
2007年04月07日
LEC反町社長


本日、午後1時より 三島市民会館 「ゆゆホール」にて、㈱アイ・クリエイティブ と LEC ㈱東京リーガルマインドとの業務提携調印式がありました。
午後2時よりは反町勝夫 LEC ㈱東京リーガルマインド 社長の講演会がありました。
今後の日本における人材の能力向上が不可欠であることを再認識いたしました。
全要素生産性(TFP)の向上の必要性は、2~3年前の中小企業白書などにも掲載されており、産業の空洞化(工場などが海外に行き、日本から工場などの生産の場が少なくなっていく現象)など日本経済の課題を解決していくためには、技術革新などの更なる向上による海外との優位性を持つ必要がありあす。
それには、やはり人的能力の向上が必要となります。
日本の大学は入るのは難しいが、出るのは簡単といわれているとおり、本来学びの場である大学が実態として、そうではない現実があります。
実質的に学びをしている学生がどれだけいるのでしょう。
1~2年生の間に自己を見つめ、自分は人生をかけて何をやりたいのかを考え、それに向って学び、実社会と触れ合うことが必要と思います。
今回の合意契約により、東部の人材が実質的に能力向上するよう頑張ってもらいたいと思います。
Posted by A.S. at
17:37
│Comments(1)
2007年04月06日
大野勝彦さん



大野勝彦さん。
昭和19年 生まれ。
平成元年 農作業中に両腕切断
平成2年 1年間書きしたためた詩を「両手への讃歌」として自費出版
平成15年 南阿蘇村に「風の丘 阿蘇大野勝彦美術館」開設
すでに10万人以上の方が訪問。
美術館開設までには、平成3年熊本現代詩新人賞受賞、などを受賞。
全国で講演会活動を実施。
大野さんは、45歳のとき両腕を失いました。
大型農機具の清掃中に機械に巻き込まれてしまいました。
そのとき、機械操作がわからない母親に向って「止めて、助けて」と叫んだ。
機械に飲み込まれていく、叫ぶわが子を前に母は何もすることができずただうろたえていただけでした。
母は、どんな思いで見ていたのだろう。
病院で、「あの時なぜ止めてくれなかったんだ!」
といっても、操作のわからない母はその時としては何もできなかったのです。ただ、涙することしかできません。
母は
「私が、あの時スイッチを止めてやれば息子は両腕を切らんでも良かった。代われるものなら代わりたい!」
が口癖になってしまった。
今まで、地域のリーダー、家族の大黒柱であった自分はずいぶん大柄な性格だったようでした。
しかし、両腕を失った代償として、人への思いやり、家族の愛に囲まれて生きている自分がわかった。
今まで、絵など書いたことがない自分は、自分の思いを「絵と書」に託し書き続けたそうです。
とても気持ちが伝わるものです。
私が、話をしても間接的であり思うように伝えられません。
ぜひ、九州に行ったときは、「風の丘 大野勝彦阿蘇美術館」へ足を運んでください。
私は、大野さんと何かで繋がっているのではという思いがとてもしています。
なぜなら、2年前に独立開業したときに、大阪で私が講演会をしたときに知り合った熊本の公認会計士の先生より、「夢は叶う 思い強ければ」と書かれた絵が送られてきたのがきっかけです。
何の絵かわからなかったのですが、見ているとパワーを感じ、早速事務所の中心に飾りました。
同封された、本を読み、何度涙したことか。
そのうち、時間がたち、昨年秋 たけしのアンビリーバブル をボーっと見ていると、なんとなく聞いたような内容だと思っていたところ、やはり大野先生のことでした。
その後すぐに、静岡新聞に「常葉学園40周年記念」の企画として浜松にて大野先生の講演があること知り、早速いきました。
それが、初めての対面でした。
今年2月、中伊豆地区のエリア活性化事業の視察として、黒川温泉に行く途中に「大野勝彦 美術館」にみんなで行きました。
その日は偶然にご本人もいらっしゃり、お話を直接伺うことができました。
購入した本に私の似顔絵を書いてもらいました。
家宝として大切にします。
最近いろいろな事件があるなか、大野さんのような方の「人間愛」について生活の場・教育の場で教えて行くことが大切だとつくづく思っています。
Posted by A.S. at
10:28
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